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  • 2012.03.06 Tuesday
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ホームコンサート

 
2011年1月8日 (土)、金沢市内のSさん宅でオルゴールの
ホームコンサートを行いました。

昨年末のクリスマスコンサートに参加されたSさんの娘さんが
病床にあるお父様 (Sさん) にオルゴールを聴かせたいと希望され、
ホームコンサートが実現しました。

新年早々、初めての本格的なホームコンサート。
ちょっと緊張しながら、日本海を眼下に見下ろす高台にある
Sさん宅を訪問しました。

8畳ほどの居間に通されると、Sさんはベッドに横になっておられました。
その他に奥様と娘さんとお孫さん、そして娘さんの幼なじみで、
私の知人でもある看護師のKさんの計5名が今回のお客様です。

挨拶もほどほどに、中央の座卓にオルゴールを並べ、
早速ホームコンサートの開始です。
先ずはポータースワン (ディスク型オルゴール) で 2〜3曲、
するとそれまで布団をかぶるように横になっておられたSさんが
急に身を乗り出してきて、
「とても懐かしい気持ちになった」 「こういう音色を私たちは忘れていた」
「これはもっとみんなに広めないといけないね」 とおっしゃったので、
ご家族はみんな一様に驚きました。

なぜならSさんは昨夏病気が発覚後、
「元の生活に戻れないなら家族にも迷惑をかけるだけだから
治療を止めて死を待ちたい」と話され、
生きる意味を見いだせずにおられたからです。
そんなSさんが、オルゴールを聴いてすぐに前向きな発言を
されたことにご家族のみなさんが驚いたわけです。

それからは一曲ごとにみなさんが曲の感想を述べ合い、
ホームコンサートならではの和やかな雰囲気の中で
家族の会話が弾んでいました。


「今度この海辺の町の人たちにオルゴールを聴いていただきたいので、
ぜひ企画を立ててください。」
「そしてSさんがその実行委員になってください。季節は春がいいですね。」
 と私がお願いすると
「あと1〜2か月の命だと思うんだけど・・・」  と言いながらも、
Sさんは笑みを浮かべておられました。

ホームコンサートが終わる頃には、みなさんの表情がとても明るくなり、
私はSさんが病気であることを忘れてしまいそうになりました。
そして何より私自身がとても幸せな気分になりました。


後日看護師のKさんから下記のメールをいただきました。

家の持つ力と、オルゴールという響きの持つ力
高田さんという人の力が調和して、なんとも素晴らしい空間でした。
あの場にいられて幸せでした。

Sさんと奥様には昨日受診のためにお会いしましたが
肩の力が抜けているように感じました。
8月に倒れてから、わけもわからず走ってきて
二人とも少し自分を取り戻すことができたのかな?


新年早々、オルゴールの力をまた確信できたうれしい出来事でした。










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  • 2012.03.06 Tuesday
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  • 00:48
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コメント

だれかー
お話しよ?

エッチなおはなしでもいいよん☆♪
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